第21話

柿の渋抜き

令和3年11月5日(金曜日)
蜂屋柿(渋柿)
岐阜県美濃加茂市蜂屋町で古くから作られてきたことから蜂屋柿と呼ばれるようになった大玉の柿で、干し柿に使用されることが多い渋柿の品種です。
手のひらサイズの柿
大きいでしょう?
私の手は決して小さいほうではありませんが、大きさを比較し手にのせてみたら手のひらが隠れてしまいました。
昨年の自作の干し柿
農園で教えていただき自分で作ってみました。甘~くおいしくできました。


紅葉真っ盛りの今日この頃、いかがお過ごしですか?
私は先日、紅葉狩りに出かけました。
外出の気持ちの負担も軽くなり、紅々ともえるような「もみじ」を見ながら、ゆっくり散歩してきました。

日の入りが早くなりましたね。夕暮れはいつの間にか肌寒くなりました。
11月7日は立冬、11月22日は小雪です。
農園のある桑折町や国見町では「半田山に3回雪が降ると里にも雪が降る」といわれています。
今年はいつ、雪の便りが来るでしょうか?
毎日、通勤途中に半田山を観察しています。
寒くなりましたので、どうぞ温かくお過ごしください。

さて今日は【柿】の話をしようかなー、と思い立ちました。
現在、農園では『蜂屋柿』(渋柿)をアルコールを使用し、渋を甘くする作業をしています。
去年よりさらに大きい柿になっており、渋抜きにも時間がかかりそうです。
販売できるのは、もう少し先になりそうな状況です・・・。

それはさておき、先日スーパーで買い求めた「甘柿」を食べてみたら、渋かったのです。こんな経験ありませんか? 
その時は、渋いところを取り除き食べたのですが、後で考えるとなんだかがっかり・・・、損した気分になりました。
そんな経験から、今年は渋柿を買って自分で渋抜きすることに決めました。

①農園と同じアルコール  ②焼酎  ③冷凍  ④りんごと一緒に袋に入れる
以上の4パターンで渋抜きを試すことにしました。

現在、①②を仕込んでから3日目です。③④はこれから渋柿を調達してやってみます。
③④はネットで調べて、へ~ぇと思ったので試してみようと思いました。
ネットってホント便利ですね! 動画まであって助かります。
 → 結局、渋柿が品薄で③④は実行できませんでした😞

何日で渋が抜けるか、どれがおいしいか、今から楽しみです。

自宅で干し柿づくりや渋抜きをしたい人は案外多いんですよ。
去年も渋柿を分けて欲しいというお問い合わせをいただきました。
昔を思い出してやってみたいとおっしゃる方もいらっしゃいました。
もし、ご希望の方がいらしたら、福島ふれあい農園にお問い合わせください。
大変大きな柿です。干す場合は「柿クリップ」が必要ですので、ご準備くださいね。ネットで手に入ります。

そこまでしなくても甘い柿が食べたーいという方がいらっしゃいましたら、
当農園で渋抜き柿を12月初旬頃から販売する予定です。
販売開始の見込みがたちましたら、Instagramやこのホームページにてお知らせいたします。

残念ながら、干し柿商品はお取り扱いがございません。<m(__)m>
干し柿をお楽しみにしている方々には大変申し訳ございません。<m(__)m>

それでは、この辺で今回は店じまい(^_-)-☆
寒くなりましたので、どうかお身体ご自愛ください。
寒い冬もみんなで温かく乗り越えましょう!!

公式インスタグラム @fureainouenkoori
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2021/11/5