ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたね。
思うように出かけることができない昨今、少々お時間を拝借します。

写真は桑折町にある奥州街道と羽州街道の「追分」
ここが分岐点となり、左に進めば山形・秋田へ。右に進めば宮城・岩手へ。
そしてまた青森でおち合います。

羽州街道（うしゅうかいどう）は約500㎞あり、江戸時代の重要な幹線道で、
58の宿駅、上山、山形、天童、新庄、秋田、弘前の6つの城下町を通り、13大名が参勤交代をした道です。
また、米など物資輸送にも利用され、出羽三山を目指す参詣の道としても賑わいました。
（出羽三山とは羽黒山､月山､湯殿山の総称で 明治時代までは神仏習合の権現を祀る修験道の山）

奥州街道 （おうしゅうかいどう）は、 江戸時代 の 五街道 の一つ。奥州街道についてはいろいろと起点、終点に諸説あります。
江戸 日本橋 を起点として白河宿までを江戸幕府が管轄しており奥州街道と呼ばれていたようですが、
 その先各藩が管轄していた青森・三厩（みんまや）にいたるまでの街道が奥羽街道と認知されるようになったようです。
ということで、書籍によって奥州街道の全長は違っています。日本橋からだと全行程980㎞になりますが、
起点をどこととらえるかで、参考文献の全長表記も違っていますので、ご了承くださいませ。

昔の人は、この距離を歩いていたんですね。頭が下がります。
そこで、旅行もままならない今、「福島健民アプリ」はいかがでしょうか？

スマホにダウンロードして日々の歩数を記録していくのですが、
ミッションのスペシャルコンテンツの中に、バーチャルウォークというのがあり、
らくらくコースからスペシャルコースまでお好きな場所が設定できます。
ちなみに私は「めざせ！江戸城！参勤交代コース　349㎞」挑戦中です。

「日本酒王国ふくしま！ふくしま酒蔵トラベル」「ふくしま温泉めぐり会津コース」等があり、
進むにつれ変わっていく風景が楽しめます。
ちょっとした旅行気分も味わえますし、軽い運動にもなります。

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