第8話

あかつき桃

令和3年5月21日(金曜日)
昨年の収穫前の桃の様子


今日の桑折町は雨模様。梅雨に入ったかのようなお天気です。
今現在、梅雨入り宣言は出ていませんが、時間の問題かもしれませんね。

上の写真は昨日の福島ふれあい農園の写真です。
新緑に青空の半田山とあかつきの桃畑。
気温も夏日になり、桃も順調に育ってきています。
小さいですが、桃のうぶ毛がもうあるんですよ。
早く甘ーい「あかつき」がお届けできることを楽しみにしています!!

ところで、「あかつき」という名前の由来を調べてみると2つの説がありました。

ひとつは
赤く美しい色と早い時期に収穫できる桃から夜明けを表す「あかつき」

もうひとつは
福島市の伝統行事「信夫三山暁まいり」由来の「あかつき」
「信夫三山暁まいり」は、江戸時代から300有余年の歴史を持つ福島市の伝統行事で、
2月の極寒の時期に長さ12m、幅1.4m、重さ2tの日本一の大わらじを約100人で担ぎ上げ、
福島市内を練り歩いた後、信夫山の羽黒神社へ奉納する行事です。
2021年は残念ながら規模を縮小して行われました。

あかつきが福島桃の代表品種なのは、福島県の農家が白鳳と白桃の交配によって生まれたことにあるそうです。
ですから、「信夫三山暁まいり」由来のほうが、個人的にしっくりくる感じがします。

あかつきは糖度が高く酸味の少ない、甘酸適和の優良品種で、
皇室に献上される桃としても知られています。

桑折町は、平成28年に「献上桃の郷」の商標登録が認めらました。
 今年も品質の良い桃づくりに日々精進してまいりますので、ご賞味いただけますと幸いです。
また、会いたくても会えない人へ、思いやりのお届け物や
コロナ禍で疎遠になってしまった方へのご機嫌伺いにもご利用くださいませ。

ご利用お待ちしております。

2021/5/21