第13話

大相撲~名古屋場所

令和3年6月25日(金曜日)

みなさん、大相撲はご覧になりますか?
実は私の祖父が大相撲が大好きで、小さいころからテレビで見てきました。
もちろん家族みんな、今でも欠かさず見ています。
私は仕事の都合上、幕内後半からになりますが、母はテレビ中継が始まるとすぐからテレビ観戦です。
今日のブログは、力が入っていますよー!! 覚悟してくださーい!!

相撲は国技ではないという見解が多いですが、日本の風習や文化を支えてきたことは間違いありません。
日本の相撲の起源は、古事記(712年)や日本書紀(720年)の中にある力くらべの神話や、
宿禰(すくね)・蹶速(けはや)の天覧勝負の伝説があるそうです。
相撲はその年の農作物の収穫を占う祭りの儀式として毎年行われ、後に宮廷の行事となり300年続きます。
鎌倉時代から戦国時代にかけて武士の戦闘の訓練として盛んに相撲が行われたそう。
かの織田信長は深く相撲を愛好し、元亀・天正年間(1570~92年)に近江の安土城などで
各地から力士を集めて上覧相撲を催し、勝ち抜いた者を家臣として召し抱えたそうです。
江戸時代に入ると浪人や力自慢の者の中から、相撲を職業とする人たちが現れ、全国で勧進相撲が行われるようになり、
江戸時代中期には定期的に相撲が興行されるようになります。
やがて谷風、小野川、雷電の3大強豪力士が出現し、将軍上覧相撲も行われ相撲の人気は急速に高まり、
今日の大相撲の基礎が確立されるに至ります。
相撲は歌舞伎と並んで一般庶民の娯楽となりました。
(日本相撲協会公式サイトから抜粋させていただきました)

2021年大相撲名古屋場所は、7月4日 (日)から15日間、ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)で開催されます。
 2020年の名古屋場所は新型コロナウイルス感染症の影響により両国国技館で開催されたため、
2年ぶりの名古屋での開催となります。
先場所を制した照ノ富士関(伊勢ケ浜部屋)が東の正大関となり、3場所連続5度目の優勝と綱取りを目指します。
ケガからの復帰は本当に見事ですね。横綱として相撲をとる姿を早く見たいと思います。
そして新三役の明生関(立浪部屋)、若隆景関(荒汐部屋)が新三役に。
そうです、若隆景は福島市の出身です。小兵力士で正面から戦うその姿に、応援の力が入ります。

若隆景は大波三兄弟の末っ子で、長兄に幕下若隆元 (わかたかもと)、次兄に十両若元春(わかもとはる) がいます。 
兄弟に加え、父や祖父も元力士という相撲一家。
舌を噛むような特徴的な四股名は、戦国大名毛利元就の息子たち、「毛利三兄弟」に由来しています。
「若」は祖父の四股名・若葉山、父の四股名・若信夫から。
「隆景」は毛利三兄弟の三男・小早川隆景から取られています。
そして兄たちもそれぞれ、毛利三兄弟の長男、毛利隆元から取って「若隆元」、
次男、吉川元春から取って「若元春」となっています。

「若葉山」の名前を継いでほしいとの言葉もよく耳にします。
番付をあげて、その日が来ることを楽しみにしています。
お父さんは、現在「若葉山」というちゃんこやさんを福島市で経営されているそうです。

さあ、名古屋場所15日間の熱戦を期待してます!!
力士のみなさん、健闘を祈ります。がんばれー!!

2021/6/25