みなさん、今年はもう、桃を召し上がりましたか？
岡山や山梨の桃などは、早々とお目見えしているのではないでしょうか。
福島県産は早生種が出始めたばかり、といったところです。
今回も先週に引き続き、早生種桃の紹介をします。

今回は『日川白鳳』のあれやこれやのお話を。
日川白鳳は、山梨県で生まれた「白鳳」の枝変わり品種です。
果実は200～250gほどのキレイな丸形、繊維質が少ない果肉はジューシーでみずみずしいく滴り落ちるほどの果汁が特徴です。
果皮は濃い赤色で見た目が美しく、果肉は乳白色で口当たりはなめらかです。
成熟が進むと黒ずんだ赤い色に変わりますので、食べ頃が見た目でもわかる桃です。

さて、ちょっとご年配の方だと、昔は「白鳳（はくほう）」と「白桃（はくとう）」しかなかった・・・
という方がいらっしゃるのではないでしょうか。

「白鳳」と「白桃」について調べてみました。

白鳳系の品種は桃のシーズンのなかで前半に旬がきます。白鳳の特徴はなんといってもそのジューシーさ。
果肉が固めで食べごたえのある白桃系と比べると白鳳系の桃は熟すと非常にやわらかく、
カットするだけで果汁が滴り落ちます。
柔らかめの桃がお好きな方は、白鳳系がおすすめ。

白鳳系と呼ばれる品種には「日川白鳳」「八幡白鳳」「桃山白鳳」「みさか白鳳」「山梨白鳳」などがあるそうです。
お近くで売られているのはどの白鳳ですか？
同じ白鳳系でもそれぞれに個性があるはず。
スーパーや直売所で品種を確認するのも楽しいと思いますよ。
桃は絶対手で触ってはいけません。
触ったところから、傷んでしまいます。
ですから品種を確認するのは、自分好みの桃を探す、良い手立てだと思います。

かたや白桃の特長はやや大きめのサイズ感です。
果肉自体はやや硬めで、実が大きめなので食べ応えもあります。
果汁も豊富で甘味が強く、比較的日持ちが良いのも白桃の特長です。
白桃についてはシーズン後半にブログで紹介する機会がありますので、またその時に。


さて、最後にこぼれ話を。
「はくほう」と入力すると「白鵬」と変換されてしまいます。(;^ω^)
あ～あ、まただぁー!!ってな感じ。
今パソコンを使っている果物販売店さーん！同じ状況になってませんかぁ。
PCの単語登録を活用して何とか乗り切りました。
ここまで「白鳳」を２０回。
果物の名前は、こんなちょっとした苦労もあるんです。
では、また次回お会いしましょう!!


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ぜひ、この機会に福島ふれあい農園の桃をお試しください。
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